初めてでも安心!ミュージカル観劇の際に気をつけることシリーズ④劇場での過ごし方編

劇場の座席からの写真

「ミュージカルに行ってみたいけどルールがよくわからない」「身近に詳しい人がいなくて教えてもらう人がいない」という方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

私も初めて観劇したときは、服装や持ち物などのマナーやルールがよくわからず、浮かないかドキドキしたのを覚えています。

このシリーズでは、ミュージカル観劇の際に気をつけておきたいことを、5つに分けてご紹介していきます。

このシリーズを読めば、初めてのミュージカル観劇でも、何も心配することはありません!

一人での観劇も大丈夫です!

一人で観劇する方は、男女も年齢も関係なくたくさんいらっしゃいます。

余計な心配をすることなく、初めての観劇をぜひ楽しんできてください!


もし、「そもそもミュージカルが好きかどうかわからない」「高額なチケットを取っていきなり劇場へ行くのは心配」という方は、まずはご自宅でミュージカル映画を鑑賞してみるという方法があります!

こちらの記事で、ミュージカル初心者におすすめの映画作品についてご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

さぁ、新しい世界の扉を開きましょう♪

劇場での過ごし方は?

さぁ!いよいよ入場です!

劇場での過ごし方に特に決まりはありません。

次の公演のポスターを見るも良し、グッズを買うも良し、早めに座席に着いて気持ちを落ち着けるも良しです。

今回は参考までに、開演前の私の劇場での過ごし方をご紹介します。

1.まずはキャストボードを写真に収める

多くの公演では、当日のキャストをボードにして貼り出しています。

最近では、同じ公演でもキャストが交代する公演が多くなってきました。

同じ役に役者さん2人や3人がキャスティングされる「ダブルキャスト」や「トリプルキャスト」と呼ばれるものです。

日によって、または昼公演(マチネ)と夜公演(ソワレ)で、同じキャラクターを別の役者さんが演じられる場合があるのです。

観劇後、役者さんの名前が確認できるよう、私は毎回キャストボードを撮影します。


また、劇団四季の公演ではキャストボードの下のテーブルに、「本日のキャスト」を掲載したペーパーを設置していることがあります。

自由に持って帰ることができますので、ぜひ記念に1枚お持ち帰りください。

終演後、素敵な役者さんのお名前が気になることはよくありますよ。

2.プログラムを購入する

プログラムにはキャストの紹介や、演出・作曲・作詞家のコメント、各シーンのあらすじ、ナンバー(曲目)のタイトルなどが掲載されています。

他にも、キャストさんたちの美しいビジュアル、スタッフさん方の思い入れ、衣装や舞台装置のスケッチ、また稽古風景など、観劇後も作品に浸れる要素満載です。

幕間や公演後に購入される方も多いのですが、開演前に購入して、事前にザッとあらすじを読んでおくと内容がわかりやすいかもしれません。

3.コインロッカー等に荷物を預ける

持ち物編でお伝えしたとおり、劇場内のコインロッカーには数に限りがあります。

荷物が多い場合は早めに預けておくようにしています。

4.お手洗いに行く

多くのミュージカルの公演は2幕制となっており、1幕と2幕の間には15分〜30分程度の休憩時間が設けられています。

ただ1幕は1時間以上のものが多く途中退場は自分も見逃して損しますし、周りの方の気を散らせてしまいますので、なるべく避けたいですよね。

私は開演前に、1度お手洗いに行くようにしています。


特に女性の場合は、幕間のお手洗いは大変混雑します。

行列に並ぶことになりますので、そのことも考えると開演前にお手洗いに行っておくと慌てず安心です。

5.膝掛け(ブランケット)を借りる

※現在、新型コロナウイルス感染症対策のため、貸し出しを中止している劇場があります。

劇場の温度はライトの熱などにより若干高くなるため、少し低めに設定されています。

膝掛け(ブランケット)の貸し出しをしている劇場が多く、私は寒がりですので毎回借りるようにしています。

インフォメーション(フロント)で貸し出しているので、尋ねてみてください。

返却については貸し出しの際に指示がありますので、その通りに従ってください。

座席に掛けておく、フロントへ返却する、回収箱へ入れておく等々の返却方法があります。

6.座席に着く

いよいよ劇場へ入っていきます。

座席は劇場の各扉の近くに座席表が表示されているので、自分の座席から1番近い扉から入場するようにしましょう。

その方がスムーズに着席できます。

また、どうしても座席を見つけるのが難しい場合は、遠慮なく近くのスタッフに相談してください。

チケットを確認の上、座席まで案内してくれるはずです。

7.オペラグラスのピント調整

オペラグラスはピントの調整が必要です。

緞帳(幕)が下がっている場合は、ひとまず緞帳にピントを合わせましょう。

舞台装置が最初から見えている場合は中央手前寄りの装置へピントを合わせてみてください。

大まかにピント調整をしておき、開演後、役者さんが登場したら微調整をすると早くピント調整ができます。

冒頭のシーンをピント調整で見逃すことはありません。

まとめ

ミュージカル観劇前の私の劇場での過ごし方について、ご紹介してみました。

劇場での過ごし方は、他のお客さんのご迷惑にならなければ、特に決まりはありません。

ただ、コインロッカーの数など注意しなければならない点もご紹介しましたので参考にしてください。

わからないことは事前に劇場に問い合わせて、安心してミュージカルを楽しんでくださいね!


その他のマナーやルールについては、下記の記事でご紹介しています。

ぜひあわせて読んでみてくださいね。

初めてでも安心!ミュージカル観劇の際に気をつけることシリーズ①服装編
初めてのミュージカルでも安心して踏み出せるよう、注意すべき点について服装を中心にご紹介しています。これを読めば、劇場で浮いたり、他のお客さんの迷惑になることはありません。気持ちよく初めてのミュージカル観劇に臨めるようご案内しています。
初めてでも安心!ミュージカル観劇の際に気をつけることシリーズ②持ち物編
初めてのミュージカルでも安心して踏み出せるよう、注意すべき点について持ち物を中心にご紹介しています。これを読めば、劇場で浮いたり、後悔することはありません。心配なく初めてのミュージカル観劇に臨めるようご案内しています。
初めてでも安心!ミュージカル観劇の際に気をつけることシリーズ③劇場に行く前に準備すること編
初めてのミュージカルでも安心して踏み出せるよう、注意すべき点について劇場へ向かう前の事前準備を中心にご紹介しています。これを読めば、自分が失敗したり、他のお客さんの迷惑になることはありません。安心して初めてのミュージカル観劇に臨めるようご案内しています。
初めてでも安心!ミュージカル観劇の際に気をつけることシリーズ⑤いざ観劇編
初めてのミュージカルでも安心して踏み出せるよう、注意すべき点について観劇中のルールやマナーを中心にご紹介しています。これを読めば、劇場で浮いたり、他のお客さんの迷惑になることはありません。気持ちよく初めてのミュージカル観劇に臨めるようご案内しています。

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